●病原体 ダニの一種である毛包虫
●感染経路 毛包虫に寄生されている犬に接触することによって感染するが、多くの場合、子犬が母犬の乳を飲むときに感染して、発育期に発病する。
●症状 口や目のまわり、前足の前面など皮脂腺が多く分布する皮膚に毛の抜けて部分がだんだん広がり、その部分の皮膚がただれたようになる。ときには、患部が細菌に感染して、化膿やびらんをおこすこともある。
●治療方法 ダニを殺す内服薬の投与や薬浴を行う。
混合ワクチンで予防可能な感染症 ・犬パルボウイルス感染症 ・犬ジステンパー ・犬パラインフルエンザ ・犬伝染性肝炎 ・犬アデノウイルス2型感染症(犬伝染性喉頭気管炎) ・犬コロナウイルス感染症 ・犬レプトスピラ(黄疸出血型) ・犬レプトスピラ(カニコーラ型) 寄生虫などを原因とする病気 ・フィラリア症 ・疥癬(かいせん) ・回虫症 ・イヌ条虫症 ・鉤虫症(こうちゅうしょう) ・鞭虫症(べんちゅうしょう) ・毛包虫症(アカルス) ・外耳炎 中毒症状その他の病気 ・タマネギ中毒 ・チョコレート中毒 ・気管支炎(ケンネルコフ) ・アトピー性皮膚炎 動物由来感染症 ・狂犬病 ・パスツレラ症 ・リステリア症 ・サルモネラ症 ・カンピロバクター症 ・エルシニア・エンテロコリティカ感染症 ・仮性結核 ・皮膚糸状菌症 ・トキソプラズマ症 ・回虫幼虫移行症 ・かいせん ・Q熱 ・犬ブルセラ病 ・レプトスピラ症
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